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Lifelog and note of Yomogi

気づけば30歳になりました

よもぎは、2026年8月4日で30歳になりました。 1996年8月4日、午前3時41分。よもぎは、自分で呼吸しなければならない世界へ降り立ちました。その日から30年。うるう年も含めて、1万957日。 とはいえ、正直なところ、30歳になったという実感はあまりありません。 20歳のときには、社会の側から、「はい、ここから一つの節目です」と、分かりやすく線を引いてもらいました。お酒も飲めるようになりました。たばこも吸えるようになりました。国民年金の通知が来るようにもなりました。成人式という節目の行事もありました。 あれから10年。ひとまず酒税には貢献し、当時払っていた国民年金ではなく厚生年金を払うようになり、そしてたばこ税には貢献しない大人になりました。 30歳には成人式もありません。何かが新しく解禁されるわけでもなければ、市から「30代のお知らせ」が届くわけでもありません。朝起きても、いつもの部屋で、いつもの身体です。30歳になったからといって、突然「スーパーよもぎ」や「スマートよもぎ」にアップデートされるわけでもありません。 ところで、むかしむかし… といっても、名前はその頃から「よもぎ」でした。 ただ、今とは違うIDのもとに、ずいぶん荒れ果てたよもぎが生えていた時代があります。別人になったわけではありません。あの頃の根も、傷も、今のよもぎの地下に残っています。それでも、あの頃のよもぎが今を見たら、「まだ生えているのか」と驚くのだと思います。 何かの手違いか。本名はわりとよくある名前なので、別の同姓同名の人と取り違えているのか。あるいは、とうとう悪い薬にでも手を出して、ずいぶん長く、解像度の高い幻覚を見ているのか。 おそらく、そのあたりを疑うでしょう。それくらい、今のよもぎは、あの頃のよもぎにとって想像の外にいます。 枯れないことが先だった10代 10代の頃は、少々ひっちゃかめっちゃかな家庭環境でもありました。 自分が何になりたいのか、どこへ行きたいのかを考えるよりも、目の前で起きたことに対応し、ひとまず今日を終えることのほうが先だったように思います。植物に例えるなら、自分が何の植物なのかも、どんな場所が自分に合うのかも分からないまま、とにかく枯れずに根を残していたような時代でした。 ただ、あまり思い出すのも楽しい時代ではありませんので、このあたりは割愛します。詳しく語らなくても、ひとつだけ確かなのは、どうにか枯れずに20代まで生えてきたということです。 小さなプランターで根を張った20代前半 20代前半は、ひと言でいえば、「よもぎというものを安定させる時間」でした。 私はいろんな所で言っていますが、変化があまり好きではありません。10代がそういう感じだったからこそ、「昨日と同じ明日が来ること」に、何よりの安心を感じるようになりました。 昨日と同じ場所で目を覚まし、昨日と同じように仕事へ行き、昨日と同じ人と話し、大きな事件もなく一日が終わる。世の中では、それを退屈と呼ぶこともあるのでしょう。けれど、私にとっては、何も起きない一日こそが、ずっと欲しかった平穏でした。 20代前半は、ようやくそんな日々を手に入れ、「よもぎ」という雑草を小さなプランターの中で安定させていく時間だったのだと思います。 けれど、やはり世界は裏切ります。ようやく安心して根を下ろしたプランターが、土ごとひっくり返ってしまうのではないかと思うような、大嵐がありました。 何が一番大きかったのかを決めるのは難しいのですが、とにかく記憶に残っているのは、コロナ禍と父が亡くなったこと。 新型コロナによって、それまで当たり前だった日常が一変しました。昨日と同じ明日が来ることを何より望んでいたよもぎの外側で、世界そのものが、明日どうなるのか分からない場所へ変わってしまいました。 父については詳しく書き始めると、それだけで記事が一本できてしまうので、今回は割愛しますが、色々な大人の事情があり、父を見送るまでのことも、見送ったあとのことも、最終的には私が一人で進めなければなりませんでした。 悲しむより先に、決めることがある。立ち止まるより先に、片づけなければならないことがある。分からないことでも、私が動かなければ何も進まない。だから、調べて、決めて、動いて、ひとつずつ終わらせました。 プランターがひっくり返り、土がこぼれ、根がむき出しになっても、そのとき必要なことを、ひたすらやり続けただけでした。 そして振り返れば、その経験によって「分からなくても、自分がやらなければならないなら、ひとまず動く」という性質が、私の中に強く根づいたのだと思います。 広大な畑に移された20代後半 20代後半は、とにかく新しいことの連続になりました。きっかけの一つは、仕事です。 小さなプランターの中で、このまま静かに余生を過ごすのだろうと思っていたところ、会社から「パソコンに詳しいから」という、なかなか大ざっぱな理由で新しいプロジェクトに抜擢されました。 会社にとって未知。当然、私にとっても未知。「パソコンに詳しい」と勝手に決めつけられたものの、その仕事自体は完全に経験の外側です。 広く耕された畑の真ん中に、よもぎが一本、ぽつんと植えられたようなものでした。大まかな方針こそ上司が決めましたが、実際に手を動かすのは、ほぼ私一人でした。 私が動かなければ何も起きず、手を止めればそのまま止まる。だから、使うサービスのヘルプを読みあさり、分からないことを調べ、ひとまず試し、失敗すれば直す。それを繰り返しました。当然、そんな感じのトライアンドエラーを繰り返していたので、会社に損失を出してしまったこともあります。 ところが、ほとんどおとがめはありませんでした。これは、私にとってなかなか衝撃的な出来事でした。失敗しても、そこで終わりではない。 次に同じことを起こさないよう考え、もう一度試してもよい。そんな世界があるのだと、初めて知りました。そこで、よもぎは「試行錯誤」というものを覚えました。 失敗した瞬間に畑から引き抜かれるのではなく、次のやり方へ反映する機会を残してもらえたことは、大きな経験でした。 そんなわけで、仕事では、いくつもの「やってみたら、できた」を積ませていただきました。これが、大きな自信となりました。 自信を持った私はさらに大きな一歩として、台湾旅行へ出かけます。海外へ行くことはもちろん、飛行機に乗ること自体が初めてでした。言葉も違う。通貨も違う。何かあっても、いつもの場所へすぐ戻れるわけではない。 以前の私なら、不安な理由をいくつも並べて、プランターから出ないことを選んでいたと思います。けれど、分からないことは調べればよい。 困ったら、その場で考えればよい。そして、やってみれば案外なんとかなる。 仕事で覚えた試行錯誤を、自分の人生にも使ってみることにしました。結果として台湾旅行は、仕事の外でも「やってみたら、できた」と思えた、大きな経験になりました。 さらに、これはみなさんの目にも見えるところですが、自信を積んだ私は、「もふもふだら?」を始めました。会場を借り、人を集め、お金を預かり、参加してくださる方が安心して楽しめる一日をつくる。 もちろん、イベントの開き方を知っていたわけではありません。それでも、分からないことは調べ、まずやってみて、うまくいかなかったところは次に直す。仕事で覚えた「試行錯誤」を、今度は自分でつくる場所にも使ってみました。 自分を枯らさないことで精いっぱいだったよもぎが、いつの間にか、誰かを迎えるための土まで耕すようになっていました。 そしてなによりも、自分のために時間を費やしてくれる人が、思っていた以上にたくさんいるのだと知りました。 以前の私にとって、人に頼ることは、ほとんど御法度でした。こんな雑草のために、誰かの手を煩わせてはいけない。自分のことは、自分だけで何とかしなければならない。そう思っていました。 けれど実際には、困ったときに手を貸してくれる人がいて、分からないことを一緒に考えてくれる人がいて、私のために、その人自身の時間を使ってくれる人がいました。 それに気づいたときは、なかなかのカルチャーショックでした。 迷惑をかけないことだけが、人との関わり方ではない。頼ることも、頼られることもできる。20代後半になって、ようやくそんな当たり前を知りました。 「よもぎ」は雑草である ところで、ニックネームとして使っている「よもぎ」。その辺に好き勝手に生えているぶんには、なかなか厄介な雑草です。 地下茎を伸ばし、抜いたと思っても、気づけば別のところからまた顔を出します。繁殖力も強く、放っておけばどんどん広がります。しかも、アレロパシーと呼ばれる作用によって、周囲の植物の生育にも影響を与えるそうです。まさに、私、「よもぎ」みたいな感じではないかな、やはり神様はどこかで見ているんだな、なんてふと思うときがあります。 けれど、きちんと使えば薬草にもなります。草餅の材料にもなりますし、人の暮らしの中で、さまざまな用途に使われてきました。勝手に生えていれば邪魔者なのに、使い方次第では、人の役に立つこともある。ずいぶん都合のよい植物です。 心配をかけたことも、面倒を増やしたことも、知らないうちに、誰かの場所や光を奪ってしまったこともあったかもしれません。この場を借りて、お詫び申し上げます。ただ、厄介な雑草の性質も、使い方によっては、しぶとさや行動力になる。 そのことを知れたのは、20代のよもぎにとって大きな出来事でした。 これからの「よもぎ」 「昨日には戻れない 明日はすぐそばに」という歌詞があります。 昨日まで生えていた土へ、根をそのまま戻すことはできません。失ったものも、離れていった人も、やり直したい出来事もあります。こうしていれば、人生は180度違ったのでは、そんなことを考える日もあります。 それでも、明日はすぐそばに、頼んでいなくても向こうから近づいて来ます。 以前のよもぎにとって、未来とは、なるべく何も起きずに今日と同じ日が続いてほしいと願うものでした。 けれど、いくつもの「やってみたら、できた」を重ね、少しだけ自信を持てるようになった今は、まだ知らないこと、やってみたいこと、行ってみたい場所が、たくさんあります。明日が今日と違うことを、以前ほど怖いとは思わなくなりました。 もちろん、30歳になったからといって、急に立派な薬草へ品種改良されるわけではありません。30歳になっても、たぶん相変わらず「ぼっこ」です。頼まれていない場所へ根を伸ばし、自分で仕事を増やし、ときどき周囲を困らせる、だいたいいつものよもぎだと思います。 それでも、ぼっこなりに、まだ見たことのない土へ、もう少し根を伸ばしてみたいと思います。 ここまで枯れずに生えてこられたのは、よもぎに水をくれた人、広い畑へ引っ張り出してくれた人、一緒に土を眺めてくれた人、そして、よもぎが耕した場所へ足を運んでくれた人がいたからです。 長々と書きましたが、これまで関わってくださった皆さま、本当にありがとうございます。 30歳になったよもぎも、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

2026年08月04日 · よもぎ

もふもふだら?ができるまで その2(募集編)

さて、前回の記事では会場を確保するところまで振り返りました。でも、会場が確保できたからといって、勝手に参加者が集まってくれる訳ではありません。 今回は「募集編」ということで、もふもふだら?をどんな感じで世に送り出したのかを、思い出しながら書いてみます。 参加者数と参加費を考える 会場の申し込みも無事に終わり、開催日程も正式に決まりました。参加者を募集するとなると、次に必要なのは、参加者数と参加費をどうするかという問題です。 まず、参加者数については会場を探している段階から「30人くらい集まれば理想的かな」というイメージがあり、会議室の人数も30人で申し込みしていたので、そこはすぐに決まりました。 とはいえ、これは希望的観測の数字でもあります。初開催、宣伝力ゼロ。正直、内心では「10人でも来てくれたら十分ありがたい…」くらいの気持ちでした。 でも、本当に悩んだのは参加費のほうでした。 参加費を決める まずは、会場費を単純に30人で割った場合の、一人あたりの金額を出してみました。結果は、およそ2,500円。 自分が参加者側だったら、普通に払う金額です。ただ、「お金をいただく側」という立場になると話は別で、「初めての開催でここまで負担していただいて良いのだろうか…」という遠慮が、どうしても心のどこかにありました。 とはいえ、遠慮だけでは金額は決められないので、他のイベントの参加費用も調べていくことにしました。すると、だいたい2,000円~3,000円前後が相場。 最終的に、こう考えるようになりました。 2,500円だと名札や備品代が含まれず、ギリギリすぎる 初回で赤字を拡大させるより、少し余裕を持ったほうが安全 もし必要なら、あとで値下げすることはできる 上記の観点から、「右へならえ」にはなりますが、参加費は 3,000円 に決定しました。 そしてもう一つ大事なポイント。正直、初回でいきなり30人も集まるとは思っていなかったので、いくらに設定しようが、かなりの赤字になる可能性は最初から覚悟していました。でも、それでいいと思ったのです。 なぜなら、この初回は「イベントを成立させる経験」を自分が積むための回と割り切っていたからです。 イベントの告知 さて、イベントの開催に必要な要素は一通り決まりました。次に必要なのは、参加者を集めることです。 何もしなければ、広い会議室に私とすみくんが「ぽつん」といるだけの、ちょっと切ないイベントになってしまいます。 そうならないよう、「もふもふだら?」というイベントを開催することをきちんと知らせ、参加申し込みを受け付ける仕組みを作らなければなりません。 どこで宣伝して、どこで申し込みを受けつけする? まず最初に決めたのは、どこでイベントを宣伝し、どこで参加申し込みを受け付けるかという点でした。 ここについてはまたしても「右へならえ」で、特に悩むことはありませんでした。多くのケモノイベントがそうしているように、 宣伝は X 申し込み受付は Twipla という、定番の組み合わせにすることに。 さらに、国内のケモノイベント情報がまとまっている Kemonova にも掲載することにしました。イベントを探している人がよく見る場所に載せることで、存在そのものを知ってもらえる確率がぐっと上がります。 Twipla のページを作る さて、Twipla を使うことにしたのはいいけれど、「何を書けばいいの?」という壁に早速ぶつかりました。まずは情報収集だ、ということで、ひたすら他のイベントの Twipla ページを読み比べてみることにしました。 ところが、見れば見るほど、想像以上にスタイルがバラバラ。 あるイベントは「日時・場所・料金」という非常にシンプルな告知。別のイベントは参加費や注意事項、持ち物、禁止事項、Q&A まで細かくまとめている百科事典のようなページ。 そして中には、文章ではなく、ほぼ画像だけで構成されたビジュアル重視のページすらありました。 それぞれ主催者さんの色があって、読んでいるだけで「このイベントはこういう雰囲気なんだな」「主催者さんのスタンスはこうなんだな」と伝わってくるのが、とても面白かったのを覚えています。 しかし同時に、「じゃあ『もふもふだら?』は、何をどこまで書けばいいの?」という、次の壁にもぶつかることになりました。 何を載せなければならないのか? とはいえ、「全部をマネする」のは無理ですし、イベントの規模的にも必要はなさそうです。 そこでまずは、いろいろな Twipla ページに共通して書かれていた項目、つまり、「イベントの告知に必須と思われるだろう情報」だけを洗い出すことにしました。 開催概要(どんなイベントなのか、雰囲気やテーマ) 開催日や時間(いつ、何時〜何時) 会場名やアクセス(どこへ、どう行くか) 参加費(いくらかかるか) 必要な持ち物(何を準備すればいいか) タイムテーブル(ある場合) ルールや注意事項(何ができて、何が禁止か) この「共通項」が見えてきたことで、やっとページの骨格がつかめた気がしました。「あれもこれもやらなきゃ!」と焦ってしまう私でも、項目を一つずつ埋めていくことなら、なんとかできそうです。 実際に書き始める 最低限載せる内容は整理できたので、次は実際に文章を書いていく段階。まずは Windows のメモ帳を開いて下書きを始めました。 書いて、消して、また書き足して… しばらくは「これは違う」「いや、これも違う」と独り言のオンパレード。初めてのことなので仕方ないのですが、なかなか形になりません。 なにせ、今回が「初めて」かつ、ある意味ではベータ版の開催みたいなもの。テーマが特別にあるわけでもないし、豪華な企画や特別プログラムがあるわけでもない。ないものは、ない。「ある」って書いたら、それはもう誇大広告になってしまうので、そこは素直に認めつつ、じゃあ、いま「あるもの」だけで、どうやってイベントの内容を伝えればいいだろう?と、そんなことを考えながら文章を組み立てていきました。 そして、出来上がったのがこの Twipla ページです。 もふもふだら? In 沼津 - TwiPla ...

2025年11月20日 · よもぎ

もふもふだら?ができるまで その1(構想~会場探し編)

地元・沼津で「もふもふだら?」という着ぐるみイベントを3回開催しました。 このイベントがどんな経緯で生まれ、どんな思いで立ち上げたのか、そしてどうやって出来たのか振り返ってみようと思います。 なぜ開催を思い立ったのか 今やイベントやオフ会は、数え切れないほど各地で開かれています。そんな中で「それでも自分でやってみよう」と思ったのは、大きくわけて2つの理由がありました。 ひとつ目は、自分の事情。 仕事のタイミングや、時間的な制約などでなかなかイベントに参加出来ない…。行きたくても行けないもどかしさの中、SNSには楽しそうな写真が次々と流れてきます。 「行けないなら、行けるイベントを作れば良いのでは?」そう思い立った瞬間、「自給自足」のイベント構想が頭の中で動き出しました。 ……なんて、文章ではキレイに言えますが、別の言い方をすれば「周りがよもぎに合わせるイベント」という発想でもあります。 ふたつ目は、地元の空白 全国のあちこちでイベントが開かれている一方、私の地元である沼津では開催が途絶えていました。 静岡の東部から、ふらっと参加できる気軽なイベントが消えてしまった。ならば、その場所をもう一度つくればいい。そう思ったのです。 宇宙戦艦ヤマトの「誰かがこれをやらねばならぬ」ではないですが、「なら自分が動こう」という感覚でした。 この二つの思いを抱えて、「じゃあ、やってみよう!」と動き出したのです。 開催に向けての準備 本来であれば、他のイベントでボランティアやスタッフとして経験を積んでから、自分のイベントを立ち上げる。それが「安全な地図」なのかもしれません。 でも、「もふもふだら?」は、そんな経験ゼロの状態からの完全な見切り発車スタートでした。 右も左も分からないまま進める準備は大変でしたが、そのぶん学びも多く、ひとつひとつの工程がとても大切な時間になりました。 名前のこと よし、やるぞ!と思い立ったのはいいものの、私はまずカタチから入るタイプ。 というわけで、最初に取りかかったのはイベントの名前決めでした。 せっかく地元でやるなら、ローカル感がほしい。そんな思いで、いろいろと頭を悩ませます。 ケモノが関係するイベントであることが一目でわかって、かわいい響き(完全に私の主観ですが)で、しかもキャッチーで覚えやすい…。 メモ帳に候補を書き出しては眺め、また書き足していく。 そんな作業を繰り返していたとき、ふっと口から出たひと言。 「もふもふだら?」 静岡県の方言で、語尾に「〜だら?」とつけると、「〜でしょ?」や「〜じゃない?」という柔らかい問いかけになります。 「もふもふだら?」は直訳すると「もふもふでしょ?」という感じ。 ケモノイベントであることがひと目で分かって、しかも地元らしい言葉が入っている。 かわいくて、ちょっとユルい響きも気に入りました。 もっとも、「もふもふだら?」と聞いて、「もふもふしながら、だらだら過ごすオフ会?」と思った人もいるみたいですが… まあ、それもあながち間違いではないかもしれません。 そして「沼津でやっているよ」というのがわかりやすいように、後付けで「In 沼津」と付けました。これが、「もふもふだら? In 沼津」という名前の由来です。 どの地域でやる? 次に決めたのは、「どこの地域で開催するか」。 開催地を選ぶにあたって、まず頭に浮かんだのはもちろん地元である「沼津」。 ただ、最初から「沼津」一本に絞っていたわけではなく、近隣地域も候補に入れてメリットとデメリットを検討しました。 三島 —— 東海道線・東海道新幹線の停車駅であり、アクセス抜群。駅前も栄えていて、利便性が高い。 長泉 —— ここ数年で驚くほど発展し、新しい施設も多い。ただ、鉄道アクセスが心配。 富士 —— 大小さまざまな施設があり、ロケーションとしては申し分なし。 いろいろな候補地を検討したものの、最終的に戻ってきたのは、やはり「沼津」でした。 理由は、単なる地元だからではありません。 仕事でもプライベートでも、さまざまな立場の人たちと関わる中で、自然と「沼津に貢献したい」という思いが強くなっていきました。 沼津を知ってほしい。沼津に来てほしい——そんな気持ちが、じわじわと確信に変わっていったのです。 沼津にはネガティブな話題も少なくありません。 生まれてからずっと住んでいますが、人口は減り続け、町並みも年々寂しくなっていくという現実があります。 そんな中、「ラブライブ!サンシャイン!!」というアニメが沼津を舞台にしたことで、全国からファンの方々がこの街を訪れ、楽しんでいる姿を目にしました。 あの光景は、自分の中で確かに何かを変えました。もし、自分が大好きな “ケモノ” で、この街に人々が集まってくれるなら、それ以上の喜びはない…。そう思ったのです。 施設探し 「沼津でやる」と決まったら、次は会場探しです。 『どんな会場を用意したらいいんだろう…』と、わからないなりにも自分の中でいくつか条件を決めていました。 まずはスモールスタートにしたいので、巨大すぎないこと。 メイン会場と更衣室を分けるため、同じフロアで2部屋を借りられること。 空調が個別で調節できること。 車でも鉄道でもアクセス面で不便が無いこと インターネットでひたすら施設を検索し、モニターに穴が空くんじゃないかと思うほどページを読みあさりました。 条件ははっきりしているのに、探してみると「ここは広さはちょうどいいけど、アクセスが良くない」とか「こっちは部屋数はあるけど、広さが狭い」と、あっちつかず、こっちつかず。 各施設の「ここはいい」「ここは惜しい」と思うポイントを一つずつリストにしていく。そんな日々が続きました。 ...

2025年11月16日 · よもぎ

PalitのグラフィックカードのLEDを消しても再起動するとまた点灯してしまう

グラフィックカードをPalitのGeForce RTX® 3080 GameRock 12GBに買い替えた。 このグラフィックカード、RGB LEDが搭載されているのだが、自分の使っているケースはソリッドパネルで中は見えないし、部屋を暗くすると背面の排気メッシュから光が漏れて眩しいので消灯することに。 ThunderMasterを使って消灯する Palitのグラフィックカードは、ThunderMasterと呼ばれるユーティリティソフトで、ファンやLEDなどの各種制御ができる。 起動して、「LIGHTING」タブの「OFF」を選択すれば、LEDが消灯する。また、「デフォルトに設定」をオンにすることで、グラフィックカードに設定が保存され、次回起動時も消灯する…と思いきや点灯してしまう。 単純な原因 最終的に、ThunderMasterを管理者権限で起動しなおすことで解決した。1時間くらい悩んでしまった…。 一度保存した後は、アンインストールしても消灯したままになる。

2022年10月03日 · よもぎ

Oculus Rift Sを修理に出して戻ってくるまでの記録

VR機器のOculus Rift Sを所持しているのだが、15~30分ほど使用していると、 「ザー」だとか「ピー」というノイズ音が大音量で鳴る 画面が暗転したり、真っ白になる 上記現象が起きているときはゲーム内でトラッキングがされない といった現象がたびたび起きるようになったので、修理を依頼した。 サポートへ問い合わせる まずは、サポートページからメールで問い合わせることに。 前記の通り、 「ザー」だとか「ピー」というノイズ音が大音量で鳴る 画面が暗転したり、真っ白になる 上記現象が起きているときはゲーム内でトラッキングがされない という内容を添えて、ログも含めて送付したのが9月3日の深夜。 このときは、1~2週間で解決すると思っていた…。 9月3日 同日中に返信が届き、まずは下記のトラブルシューティングを試してほしいとのことであった。 DisplayPort端子の破損の確認 Rift S⇔PC間を接続するケーブルの抜き差し(PC・ヘッドセット両側) USB3.0ドライバーとグラフィックスカードのドライバーのアップデート Oculus ドライバーの再インストール ほかのUSB 3.0ポートでの接続 追加のモニターやRiftの取り外し アダプターを使用している場合はDisplayPortに直接接続 グラフィックスカードの省電力モードを解除 Oculusアプリの「設定」→「一般」→「帯域幅制限」が設定されている場合は「上限なし」にする Oculus アプリの修復(Oculus Installation Softwareをダウンロードし、修復を実行する) Oculusアプリのアンインストールと再インストール すべて確認・試したが解決せず、解決しない場合は ■Rift Sのご注文番号(Amazon.co.jpの正規品を購入された方は領収書のスクリーンショット画像をお送りください。) ■ご注文者様のお名前(ローマ字表記もお願いします。) ■現在のご住所(郵便番号・ローマ字表記もお願いします。) ■電話番号 ■Rift Sの黒い収納ケースの底にシールで貼ってあります、シリアルナンバー(SN:1WMVRから始まるナンバーでございます。) を送付してほしい、とのことであったので返信。 9月6日 「ヘッドセットに不具合が生じている可能性が高い」とのこと、また「ヘッドセットの無償修理・交換」の提案したいとの返信。 流れとしては、ヘッドセットを香港の倉庫へ返送、3~5営業日で検査、検査終了後、修理品または交換品を返送するとのこと。もちろん承認した。 同日中に、交換手順の流れが送付されてきた。 Rift Sヘッドセットのみ(接顔パーツとケーブルを含みます)を任意のダンボール箱に入れ、梱包材や新聞紙等で固定してください。 書類を印刷し、集荷時に、書類と製品を担当者にお渡しください。 書類を印刷し、集荷時に、書類と製品を担当者にお渡しください。 弊社倉庫にRift Sヘッドセットが到着しましたら、通常3〜5営業日で検査を行った後、修理済み又は交換用の製品をお送り致します。 ご返送期間等含む全体のプロセスを通して、2〜3週間で完了する見込みとなっております。 別のメールで、FedExの伝票、輸出に必要なインボイスが添付されていたので印刷。 FedExに電話し、集荷してほしい旨を伝え、休みの都合で日が開いてしまったが、9月13日に発送。書類は張り付けたりせず、そのまま配達員さんに渡すだけで大丈夫だった。 コロナ禍だったが、9月15日には倉庫へ到着。FedExすごい。 9月27日 そこからしばらく音沙汰無かったが、9月27日に受領メールが到着。 Oculus((シリアル番号)))を2021年9月26日の8:09PMに受領しました。返金処理を行うのに2~3営業日かかります。交換品が発送され次第、または返品に問題がある場合はお知らせします。 10月16日 2週間ほど経ったが、特にメールも無かったため心配になり、状況確認のメールを送信。 専門のチームで内容を確認させていただきますので、今しばらくお待ちください。 とだけ返信があった。 ...

2021年11月25日 · よもぎ